1ヶ月で第2種放射線取扱主任者試験に合格するには

少しでも皆様のお力添えができればと…

測定技術分野

科目がアッチコッチですいません。

でもこの時期なんで時間ないんで得点源にし易いものから、あと得意科目を偏らせるより満遍なくやる方が良い。本試験で自分は生物が得意でやり込んで来た。だけど、今年の生物は難しくててんでダメだった!、じゃ話にならないから。今年この科目超難しく無い?!って年あるから。

暗記でもやっている測定器。でもそれだけでは知識足りない。難しいことはとりあえず抜きにしてそれぞれあるキーワードを抑える。

電離箱

電子イオン対、電流を測定

管理I52回問2-III

GM

電子イオン対、ガス増幅、電子なだれ、クエンチングガス、分解時間、エネルギー測定不可

管理II56回問14、54回問11

比例計数管

電子イオン対、ガス増幅、電子なだれ、エネルギー測定可

NaI(Tl)シンチ

潮解性、感度良(自然放射線レベルの低線量の測定ができる)、光電子増倍管、エネルギー測定可

管理II53回問11、

管理 I57回問5- I・ II、

上記全てはサーベイメータ(持ち運びできる測定器)として使用できる。

管理II52回問11、

管理I58回問2・問4- IIJ・K、57回問4- I、55回問4- I・ II、53回問5、51回問3- I

物理分野の計算

1.放射能の求め方

初級P.34の3-12式

初級P.35の3-13式

を覚える。

だけど3-13式は放射性核種の質量を求める時に、それを問われる方が圧倒的に多い。

3-12式を使って初級P.50の問13〜16。

3-13式を使って初級P.53の問18・19を解いてマスターして欲しい。

 

2.線減弱係数、半価層についての式2つ

初級P.80の問5・6

初級P.83・84の問13と14

を覚える。

マスターして欲しい。

問題集の進め方

本試験まで1ヶ月を切りました。勉強が間に合わない、と思う人が今できることは問題集を解きまくること。

とにかく法令は毎日欠かさずやること。

他の科目については、同じ分野の問題を解くこと。物質の相互作用を勉強する!、だったら59回・58回・57回に出題されている物質の相互作用の問題を解く!、というように。いきなり59回を1年分やるぞ!とやっても、色んな分野の問題が出ていて、頭に入りづらい。

 

初級放射線見ていてよく分からない事が、問題集をやってみて「あ、こういうことか」と理解が深まったり、「こういう問われ方をするのか」と分かったりする。

また、相互作用なら相互作用と分野毎に多くの問題と解答に目を通す。何年分も目を通す。解かずにパラパラと見ていく。そうすると問題とその分野のキーワードが分かってくる。抑えるべきポイントが分かってくる。

100点を取る試験ではない、(1科目50点で合計)60点を取る試験。

今から少ない時間で最小限の知識で合格を目指す。

 

暗記モノ4

自分の場合は暗記するものは朝起きて、トイレよりも、水飲むよりも、うがい手洗いよりも、洗顔よりも、何よりも早く取り掛かった。

 

ただ、記憶は寝ている間に定着するので寝る前に記憶するような勉強法が良いと言ったりもするので…試して自分のベストを探すのが一番かなと。

 

測定技術の分野

 

初級放射線P.175主な放射線検出器のまとめ

ただ上記全てを‥は難しいし、そこまでは不要かなとも思うので、表の中で相・測定モード・サーベイメータとしての利用の項目は暗記するものから排除。

 

そして、問題を解きまくる。

特に個人線量計はよく出るし、キーワードを押さえれば大丈夫。確実に得点できるように。

 

問題解くのは勉強が進んでいない初期は、59回1年分の管理IIをやる!、ではなく、5年分の管理IIの測定技術分野の問題をやる!とした方が良い。

色んな分野の問題を解くより、絞った方がやりやすい。

暗記モノ3

今から勉強するなら、ノートにまとめる時間はない。

でも記憶するには書くことが必要。

 

試験まで1ヶ月、毎日書いて声にして、眼と口と耳から脳へ届けよう。

 

管理技術の分野

初級放射線P.271とP.283の主な核種

初級放射線P.297放射線利用機器に用いられる密封放射線

 

核種から何線が出るか、これが分かると色々と繋がり、問題に対応できるようになる。

この武器は上記の表に記載されている以上に持った方が良い。

暗記モノ2

何を暗記するか。

まず生物分野の重要な表。

初級放射線P.204の組織の放射線感受性

初級放射線P.214の皮膚の放射線影響としきい線量

初級放射線のP.216急性全身被ばくによる死亡に関する線量と生存期間

これには加筆が必要。

0.25Gy以下は臨床的症状なし

1Gyで放射線宿酔

3〜5Gyは半致死線量

7〜10Gyは全致死線量

 

初級放射線P.228胎児の放射線影響

初級放射線P.240放射性核種の臓器親和性

 

以上を最低暗記する。

 

また、生物の問題は例年管理技術IIでは問23〜30です。

出題者合格率を調整する為に、本試験で時間が無くて解けなかった!人を足切りする為に、と勝手に思っています。

 

得意な問題から解くクセをつけよう。

 

暗記モノ

出題される問題は大きく分けて2つ。

計算と知識を問う問題。

知識を問う問題の中には

暗記していれば解ける問題があります。

しかし、暗記には時間がかかります。

でもこれから1ヶ月毎日やれば

覚えられる。

毎日やって記憶を確かにしていく、

これは必須です。

プラス法令の問題を毎日解く。

解答を見て理解する。

これから勉強始める人は

法令問題解いて間違った所を

ノートにまとめて…そんな時間ない!

とにかく解いて!

解いて、解答見て理解する、

理解した気になる!

繰り返せばそれが知識になる。